2021年08月17日
レーザープリンターの正しい処分方法や処分する際の注意点を徹底解説
レーザープリンターは、トナーパウダーを熱で溶かして印刷するプリンターです。インクジェットとは異なり、企業が導入するケースが多くなるでしょう。
レーザープリンターの寿命は5年程度といわれており、定期的に買い替えをする必要があります。そして、買い替えをしたら既存のレーザープリンターは処分しなければなりません。
電化製品に分類されるため、どのように処分すればいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。また、できるだけ安く処分をしたいと考えている人も多いでしょう。
そこで、今回はレーザープリンターの正しい処分方法と注意点について解説しますので、興味のある方は、ぜひチェックしてください。
レーザープリンターの正しい処分方法4選
レーザープリンターの正しい処分方法は下記の5つです。
・自治体を利用する
・フリマアプリ等を活用する
・メーカーに引き取ってもらう
・不用品回収業者を利用する
・リサイクルショップに引き取ってもらう
それぞれの処分方法について詳しく解説します。
自治体を利用して安く処分する
1つ目の方法は、自治体を利用する方法です。
自治体を利用するメリット
・確実に廃棄できる
・低コストで処分できる
自治体を利用するデメリット
・手続きに手間がかかる
・プリンターを自分で運び出す必要がある
自治体では、粗大ごみの回収を行っています。回収品目は各自治体によって異なりますが、レーザープリンターに対応しているところもあるため、依頼すれば回収してもらうことが可能です。
しかし、多くの市町村では企業から出る粗大ごみは産業用に分類されるため、ほとんどのケースで対応していません。そのため、家庭から出るごみとは異なるので注意しましょう。
また、エアコンやテレビなどの家電製品は対象外となっています。レーザープリンターに関しても家電製品に分類されるため、回収が難しい自治体も珍しくありません。
フリマアプリを使って利益を得ながら処分する
2つ目の方法は、フリマアプリを利用する方法です。
フリマアプリのメリット
・価格を自分で設定できるため、高値で売れる可能性がある
・臨時の収入を得るチャンスがある
フリマアプリのデメリット
・売れる時期が予測できない
・送料や手数料がかかる
・梱包作業が手間になる
・トラブルが発生する可能性がある
・個人情報が流出する可能性がある
フリマアプリとは、スマートフォンのアプリから私物を売り買いできるサービスのことになります。需要が高いものはすぐに売れる傾向にあり、買取業者よりも高値で取引されるため、人気が高いです。
しかし、企業が使用するレーザープリンターには、データが記録されています。情報漏えいの危険性に配慮しなければならない場合、選択しづらい処分方法です。
また、買いたい人がいないと売ることができません。そのため、処分がスムーズに行えないことも珍しくないでしょう。
メーカー処分を活用する
3つ目は、メーカー処分を利用する方法です。
メーカー処分のメリット
・処分の手間がかからない
・安心して処分できる
メーカー処分のデメリット
・再資源化処理費及び搬出撤去費などがかかる
・条件に合わない場合は下取りしてもらえない
・下取りサービスを提供しているメーカーが限られている
メーカーでは、基準質量に応じて販売商品の回収を行っています。そのため、メーカーに直接依頼して処分することも可能です。
メーカーを利用する場合、グリーンリサイクルサービス処理費などの再資源化処理費及び搬出撤去費などがかかります。質量によっては高額になるケースもあるので、注意するようにしましょう。
不用品回収業者で手間なく処分する
4つ目の方法は、不用品回収業者を利用することです。
不用品回収業者に依頼するメリット
・処分する日を自分で選べる
・不用品を一度に回収してもらえる
・自分で運び出す必要がない
・まとめて処分すると費用が安価
不用品回収のデメリット
・信頼できる事業者かどうかを確認する必要がある
不用品回収業者とは、家電製品や家具などの不用品を回収している業者のことになります。例えば、レーザープリンターはもちろんのこと、パソコンやオフィス用品などの回収も可能です。
不用品回収業者の対応品目は多いため、まとめて処分する際に活用できます。また、料金に関しても比較的安価です。
さらに、運搬などは専門のスタッフが代わりに対応してくれるので、手間がかかりません。そのため、手間をかけずに安全に処分したい人は、不用品回収業者を選ぶのがおすすめです。
以下の記事では、プリンターを不用品回収の事業者で処分するメリットについて詳しく説明しております。
プリンターを処分したい!事業者に回収してもらうメリットとは?
リサイクルショップに引き取ってもらう
5つ目は、リサイクルショップに引き取ってもらう方法です。
リサイクルショップのメリット
・高額での買取が期待できる
・売りたい日に査定額が即座にわかる
リサイクルショップのデメリット
・買取してもらえない場合がある
リサイクルショップでは、プリンターを持ち込むとその場で査定と引き取りが行われます。特に製造年が3年以内の比較的新しいプリンターや状態の良いものは、高額での買取が期待できます。また、パソコンや周辺機器を専門に扱う店舗では、適正価格での買取が可能です。
ただし、製造年が5年以上前のプリンターや、状態が悪いプリンターについては、引き取ってもらえないことがあるほか、処分費用を請求される場合もあります。
レーザープリンターを処分する際の3つの注意点
レーザープリンターを正しく処分するためには、注意点を知る必要があります。具体的に、処分する際に把握しておきたい注意点は3つあるので、ぜひチェックしてください。
電話帳のデータなどを削除する
FAX機能が搭載されているプリンターの中には、電話帳の機能があるものも珍しくありません。もし、電話帳機能がある場合、取引先の名前や電話番号が記録されているため、データを削除せずに処分してしまうと情報漏えいの危険性があります。
そのため、処分する前にデータが残っているか確認し、削除しなければなりません。また、外付けドライブ機能があるものは、USBが装着されていないか確認する必要があります。
環境を考えて処分する
環境のことを考えて処分しなければなりません。
例えば、レーザープリンターで使用されているトナーはリサイクルすることが可能です。リサイクルを積極的に行うことで、環境へ配慮することができるため、企業イメージの向上にもつなげられるでしょう。
原本の取り忘れに注意
3つ目の注意点は、原本の取り忘れです。
コピーする際は、原本をスキャンします。印刷を終えると通常は原本を回収しますが、そのまま忘れてしまったという経験がある方もいるのではないでしょうか。
大切な原本を失ってしまうと再発行の手続きが必要です。重要書類であればあるほど、手続きが複雑になるので、必ず原本がないか確認して処分するようにしましょう。
レーザープリンターの処分ならMRサービスがおすすめ!
レーザープリンターの正しい処分方法は5つあります。しかし、自治体によっては粗大ごみとして回収してくれなかったり、メーカー回収が非対応だったりするので、調べた上で処分方法を選択してください。
レーザープリンターを不用品回収業者で処分したいという方は、MRサービスがおすすめです!MRサービスは関西圏で不用品を回収している産業廃棄物収集運搬・処理業者になります。
MRサービスを利用することで得られるメリットは下記の4つです。
・デスクトップPCやノートPCの回収が無料
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この記事の筆者
MRサービス
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