冷蔵庫は、毎年新しい商品が登場します。そのため、今使用している冷蔵庫に不満がある人は、そのタイミングで買い替えを検討する人も多いでしょう。

また、冷蔵庫の寿命は8〜12年といわれています。長期間同じ冷蔵庫を使用していると故障する可能性もあるため、寿命も買い替えのタイミングのひとつです。

買い替えをする際は、以前使用していた冷蔵庫を処分しなければなりません。処分してもらう際、どのような事前準備が必要なのか知っておきたい方もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は冷蔵庫を回収してもらう際に知っておきたい事前準備と注意点について解説しますので、興味のある方はチェックしてください。

冷蔵庫を回収してもらう際の5つの事前準備

冷蔵庫を回収してもらう前にやっておくべき事前準備は5つあります。準備を怠ると運搬中にトラブルが発生したり、正しく処分できなかったりするので、ぜひ参考にしてください。

処分方法を決める

1つ目の事前準備は、どのように回収してもらうのかを決めることです。

冷蔵庫を処分することができる方法は複数あります。代表的な方法は下記の通りです。

・自治体を利用して粗大ごみとして処分する
・買取業者を利用する
・不用品回収業者に回収してもらう
・フリマアプリを利用する

自治体によっては粗大ごみとして回収してもらえるところもあります。また、新しい製品ではあれば、買取業者を利用したり、フリマアプリを活用したりすれば売却することも可能です。

しかし、冷蔵庫は多くの自治体が回収を行っていません。例えば、大阪市においても冷蔵庫は対象外です。

また、冷蔵庫の状態が古かったり、壊れたりしていると買取業者やフリマアプリは利用できません。あくまでも需要のある商品でなければ売ることができないため注意しましょう。

一方、不用品回収業者はどのような冷蔵庫でも回収してもらえます。自治体が対応していないところや状態が悪い冷蔵庫を処分する際は、不用品回収業者の利用がおすすめです。

中身を空にする

冷蔵庫を回収してもらう前に中身を空にしましょう。

例えば、古くなった調味料などは廃棄します。また、野菜などの食材もできるだけ使用しないものは事前に処分しておきましょう。

新しい冷蔵庫が自宅に届いていない場合、使用できる食材はクーラーボックス等で管理します。引っ越しをするという方はクール便で新居に配送依頼するのもひとつの手です。

クーラーボックスの容量は限られますので、あまりにも使用できる食材の量が多いと管理に困ります。そのため、回収日に合わせて計画的に使い切るのがおすすめです。

電源を切る

冷蔵庫の中身を空にして回収日の前日に電源を切ります。前日に切ることで、できるだけ長く冷蔵庫を使用できるので便利です。

製氷機能のある冷蔵庫は、本体の電源を切る前に、製氷機能を停止させてください。これにより、氷の解凍による水トラブルを未然に防ぐことができます。

霜取りをする

電源を抜いたら霜取りです。冷蔵庫を使用していると内側に霜が発生しますので、それを取り除きます。

現在、販売されている冷蔵庫は自動で霜取りをしてくれるケースが多いです。しかし、古い冷蔵庫の場合はそのような機能はありませんので、ご自身で行う必要があります。

霜取りを怠ると配送中に水浸しになることがあるので、回収業者に迷惑をかけてしまう心配があるのです。そのため、回収前にやっておくべき重要な事前準備になります。

霜取りの方法は下記の通りです。

1.冷蔵庫の電源を抜く
2.温度の上昇により霜が自然に溶ける
3.霜が溶けたら雑巾などで乾拭きをする

ちなみに、霜が溶ける時間は季節によって異なります。夏の季節は10時間程度、冬は約15時間になりますので、電源を切るタイミングも季節や温度に合わせて行いましょう。

水抜きをする

最後は水抜きです。霜取りと同様に、水抜きを怠ると配送中に水浸しになる心配があります。

水抜きの手順は下記の通りです。

1.蒸発皿の位置を確認する
2.蒸発皿の溜まった水を捨てる

冷蔵庫によっては蒸発皿がなく、排水口から捨てるタイプもあります。水抜きの方法は冷蔵庫によって異なるため、詳しくは説明書等を参考にしてください。

冷蔵庫を回収してもらう際の注意点

冷蔵庫を回収してもらう際の注意点は2つです。後悔することなく処分したいという方は参考にしましょう。

事業者を慎重に選定する

1つ目の注意点は、事業者を慎重に選定することです。

不用品回収業者はお住まいの地域に複数箇所存在します。それぞれの業者で料金や対応スピードなどが異なるので、比較して慎重に選ぶようにしましょう。

同時に処分できるものは回収してもらう

2つ目は、まとめて処分できるものをあらかじめ決めておくことです。不用品回収業者は、まとめて複数の品目に対応することができます。

まとめて不用品処分を依頼することで、回収にかかる手間を大幅に削減することができるでしょう。特に、企業や店舗など複数の不用品を回収してもらいたいという方は、事前に決めておくのがおすすめです。

冷蔵庫を回収してもらうならMRサービスをご利用ください

今回は、冷蔵庫を回収してもらうときにやっておくべき事前準備について解説しました。事前準備を行うことで運搬中のトラブルを避けることができるので、非常におすすめです。

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冷蔵庫の処分に困っている方は、お気軽にご相談ください。また、お急ぎの人は電話番号からお問い合わせするのがおすすめです。