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コラム

2021年06月30日

Wi-Fiルーターの処分方法5選|何ゴミ?初期化や捨てる前の注意点も解説


Wi-Fiルーターは、自治体のごみ収集や小型家電リサイクル、販売店・メーカーの回収、専門業者への依頼など、さまざまな方法で処分できます。ただし、ごみの分別区分や回収方法は自治体によって異なるため、処分前に確認が必要です。

また、レンタルしているWi-Fiルーターは返却が必要な場合があり、購入した機器でも初期化やSIMカード、バッテリーの確認をせずに処分すると、思わぬトラブルにつながることがあります。

本記事では、Wi-Fiルーターの処分方法や何ゴミに分類されるのか、処分前に確認しておきたいポイントをわかりやすく解説します。不要になったWi-Fiルーターの処分を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

Wi-Fiルーターは何ゴミ?処分方法は自治体によって異なる

Wi-Fiルーターを家庭で処分する場合、全国一律で「○○ごみ」と決められているわけではありません。自治体によって、小型家電として回収している場合もあれば、普通ごみや不燃ごみ、サイズによっては粗大ごみとして処分する場合もあります。

例えば大阪市では、Wi-Fiルーター(無線LAN機器等)を小型家電リサイクルの対象としており、リサイクル回収を利用できない場合は「普通ごみ」または大きさに応じて「粗大ごみ」として処分できます。一方、札幌市では「ルーター」を「燃やせないごみ」として案内しており、小型家電として無料回収を利用することも可能です。

このように、Wi-Fiルーターの分別方法や回収方法は住んでいる地域によって異なります。処分する前に、お住まいの自治体の公式サイトで「Wi-Fiルーター」「ルーター」「小型家電」などの品目を検索し、指定されている方法を確認しましょう。

Wi-Fiルーターは小型家電として回収できる場合がある

Wi-Fiルーターは、自治体によっては使用済み小型家電として回収してもらえる場合があります。

小型家電リサイクルとは、使用済みの小型電子機器などに含まれる金属などの資源を回収し、再利用するための仕組みです。自治体や小型家電リサイクル法に基づく認定事業者などによって回収・再資源化が行われています。

回収方法は自治体によって異なり、主に次のような方法があります。

  • 公共施設などに設置された回収ボックスへ持ち込む
  • 自治体が指定する回収拠点へ持ち込む
  • 宅配便による小型家電回収を利用する

ただし、すべての自治体がWi-Fiルーターを同じ方法で回収しているわけではありません。また、回収ボックスを利用する場合は、投入口に入るサイズなどの条件が設けられていることもあります。

そのため、小型家電として処分したい場合も、自治体の公式サイトで対象品目や回収場所、利用条件を確認してから持ち込むようにしましょう。

普通ごみ・不燃ごみなどで処分できる自治体もある

小型家電として回収していない場合や、小型家電回収を利用しない場合は、自治体が指定するごみ区分に従ってWi-Fiルーターを処分します。

ごみの名称や分別方法は自治体によって異なります。例えば、大阪市では小型家電リサイクルを利用できないWi-Fiルーターについて「普通ごみ」または大きさに応じて「粗大ごみ」としています。一方、札幌市ではルーターを「燃やせないごみ」としています。

そのため、「Wi-Fiルーターは不燃ごみに出せばよい」「家電なので普通のごみには出せない」などと自己判断するのではなく、必ず自治体のルールを確認することが大切です。

また、モバイルWi-Fiルーターなど、充電式バッテリーが搭載されている製品は注意が必要です。リチウムイオン電池などを通常のごみに混ぜると、ごみ収集車や処理施設で発火するおそれがあります。バッテリーを取り外せる製品は、自治体が指定する回収方法に従って本体とは分けて処分しましょう。

事業所から出たWi-Fiルーターは家庭ごみと扱いが異なる

会社や店舗、事務所などで使用していたWi-Fiルーターを処分する場合は、家庭で使用していたルーターと同じ方法で処分できるとは限りません。

廃棄物は「一般廃棄物」と「産業廃棄物」に分けられており、事業活動に伴って発生した廃棄物のうち、法律で定められたものが産業廃棄物に該当します。

Wi-Fiルーターのような小型家電は、プラスチックや金属など複数の素材で構成されています。大阪市では、事業所から排出される「小型家電製品」や「電話機」など複数の素材でできた製品を産業廃棄物の具体例として挙げています。

そのため、オフィスで使用していたWi-Fiルーターを家庭ごみの集積所などへ出すのではなく、所在地の自治体が定める事業系ごみのルールを確認し、適切な方法で処理する必要があります。

特に、オフィス移転やネットワーク機器の入れ替えなどで、Wi-Fiルーターだけでなくパソコンやサーバー、HUBなどをまとめて処分する場合は、取り扱う廃棄物の種類に対応した許可を持つ処理業者へ依頼するとスムーズです。

Wi-Fiルーターを処分する前のチェック項目3選

パソコンは、データが保存されているため、処分する前にリカバリなど適切な処理を施して廃棄しなければなりません。Wi-Fiルーターも同様に、処分する前に確認しておくべきことがあります。

ここでは、Wi-Fiルーターを処分する前にチェックしておきたい3つの項目をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

レンタル品かどうか確認する

1つ目のチェック項目は、レンタル品かどうかです。

Wi-Fiを使用するためには、プロバイダー契約が必要になります。Wi-Fiルーターは、プロバイダー契約後に工事を行い、設置してもらうケースが多いです。

店舗から直接購入しているわけではないため、契約によってはWi-Fiルーターがプロバイダーからのレンタル品というケースもあります。もし、レンタル品を処分してしまった場合、契約違反になり機種代金を支払わなければなりません。

そのため、回収してもらう前に、プロバイダーと取り交わした契約書を確認してください。「契約書をなくしてしまった」、「レンタル品かどうかの文言が見つからない」という方は、プロバイダーに直接お問い合わせをするといいでしょう。

そして、レンタル品でないことが確定したら、不用品回収業者などに処分してもらうようにしてください。

初期化されているか要チェック

2つ目のチェック項目は、初期化したかどうかです。

Wi-FiルーターにはパスワードやSSIDが記録されています。そのため、初期化せずに処分してしまうと悪意のある第三者に使用される心配があるのです。

初期化の方法は、下記の通りになります。

・Wi-Fiルーターにあるリセットボタンを長押しする
・設定ツールを利用する

Wi-Fiルーターには、リセットボタンが内蔵されており、爪楊枝などで長押しするとリセット可能です。リセットボタンがない人は設定ツールを利用することで初期化できます。

SIMカードを抜いたかどうか確認する

3つ目は、SIMカードの存在を確認することです。

ポケットWi-FiなどはSIMカードが挿入されています。もし、挿入した状態で処分してしまうと悪用される可能性もあるでしょう。

ちなみに、工事して設置する一般的なWi-FiルーターにはSIMカードがないため気にする必要はないでしょう。

Wi-Fiルーターの処分方法5選

不要になったWi-Fiルーターは、自治体のごみとして捨てるだけでなく、小型家電リサイクルを利用したり、販売店などに回収を依頼したりする方法があります。また、まだ使用できる比較的新しい機種であれば、売却やリユースも選択肢のひとつです。

どの方法が適しているかは、Wi-Fiルーターの状態や処分する台数、家庭で使用していたものか事業所で使用していたものかによって異なります。

主な処分方法を比較すると、以下のとおりです。

処分方法 費用 手軽さ おすすめのケース
自治体のごみとして処分する 自治体による ○ 1台だけ手軽に処分したい
小型家電リサイクルを利用する 無料~有料 ○ 資源としてリサイクルしたい
販売店・メーカーなどに回収してもらう 事業者による ○ 買い替えなどにあわせて処分したい
買取店やフリマサービスで売却する 基本的に処分費用なし △ 比較的新しく正常に使える
回収業者へ依頼する 業者・数量による ◎ PCやOA機器などもまとめて処分したい

それぞれの処分方法について詳しく見ていきましょう。

1.自治体のごみとして処分する

家庭で使用していたWi-Fiルーターは、自治体が定める分別ルールに従ってごみとして処分できる場合があります。

ただし、Wi-Fiルーターのごみ区分は全国共通ではありません。「普通ごみ」「不燃ごみ」などとして収集する自治体もあれば、小型家電としての回収を推奨している自治体もあります。

例えば、大阪市ではWi-Fiルーターを小型家電リサイクルの対象としており、リサイクル回収を利用できない場合は「普通ごみ」、大きさによっては「粗大ごみ」として処分できます。一方、札幌市ではルーターを「燃やせないごみ」としています。

そのため、処分するときは自治体の公式サイトで「Wi-Fiルーター」「ルーター」などと検索し、以下の点を確認しておきましょう。

  • ごみの分別区分
  • 指定袋の有無
  • 収集日
  • 粗大ごみに該当するサイズ
  • バッテリーや電池の取り扱い

Wi-Fiルーター1台だけを処分したい場合などは、自治体の収集を利用するのが比較的手軽です。

ただし、ポケットWi-Fiなどの充電式バッテリーを内蔵した製品は、通常のごみと同じ方法では処分できない場合があります。バッテリーについては、自治体が指定する回収方法もあわせて確認してください。

2.小型家電リサイクルを利用する

Wi-Fiルーターは、自治体などが実施する小型家電リサイクルを利用して処分できる場合があります。

小型家電リサイクルでは、使用済みの電子機器に含まれている金属などを回収し、資源として再利用します。

回収方法は地域によって異なりますが、主に以下の方法があります。

  • 公共施設などに設置された回収ボックス
  • 自治体が指定する回収拠点への持ち込み
  • 宅配便による回収
  • 家電量販店などでの回収

例えば大阪市では、使用済み小型家電について「回収ボックスへの持ち込み」「宅配便による自宅回収」「家電量販店による回収」といった方法を案内しています。Wi-Fiルーターについては宅配便による小型家電リサイクル回収の対象です。

ただし、小型家電回収の対象品目や回収方法、料金は自治体や回収事業者によって異なります。

また、回収ボックスには投入口のサイズが決められている場合があり、大きな機器は投入できないこともあります。利用する前に、自治体の公式サイトなどで対象品目や回収条件を確認しましょう。

「まだ使えるかどうかにかかわらず、資源として適切にリサイクルしたい」という場合に適した処分方法です。

3.家電量販店・メーカーなどの回収サービスを利用する

家電量販店やメーカーなどが実施している回収サービスを利用する方法もあります。

家電量販店の中には、小型家電リサイクルの一環として、店舗への持ち込みや宅配便などによる使用済み家電の回収を行っているところがあります。

ただし、すべての家電量販店でWi-Fiルーターを回収しているわけではありません。また、

  • 回収できる製品
  • 店頭持ち込みの可否
  • 宅配回収の有無
  • 回収料金
  • 買い替えが必要か

などの条件は事業者によって異なります。

実際に、家電量販店では有料の小型家電リサイクルサービスを実施している例もあるため、「家電量販店なら無料で引き取ってもらえる」とは限りません。

メーカーについても同様です。メーカーによって回収対象となる製品やサービス内容が異なり、Wi-Fiルーター自体が家庭向けの無料回収対象になっていない場合もあります。

例えばバッファローでは法人向けに同社製ディスプレイや各種OA機器の回収サービスを案内していますが、費用については対象機器や重量、回収場所などに応じた個別見積もりとしています。

そのため、家電量販店やメーカーへ持ち込む前に、公式サイトや問い合わせ窓口で「Wi-Fiルーターが回収対象か」「費用はいくらか」を確認しておきましょう。

4.買取店やフリマサービスで売却する

Wi-Fiルーターが比較的新しく、問題なく使用できる状態であれば、処分せずに売却する方法もあります。

特に、比較的新しいWi-Fi規格に対応した機種や、高性能なWi-Fiルーターなどは、中古品として需要がある場合があります。

売却方法としては、

  • リサイクルショップ
  • パソコン・デジタル機器専門の買取店
  • フリマアプリ
  • インターネットオークション

などが考えられます。

処分費用がかからず、製品を再利用してもらえる点はメリットですが、古い機種や故障している製品などは買取対象にならないことがあります。

また、Wi-Fiルーターを他人へ譲渡・売却するときは、設定情報を残したまま渡さないことが重要です。

売却する前に、

  • Wi-Fiルーターを初期化する
  • SIMカードが入っていないか確認する
  • レンタル品ではなく自分の所有物か確認する
  • 付属品やACアダプターを確認する

といった対応を行いましょう。

メーカーのバッファローも、製品を処分する場合には設定情報やデータが残っている可能性があるため、廃棄前の初期化やデータ消去を推奨しています。

古いWi-Fiルーターだからといって、そのまま第三者へ渡すのではなく、必ず初期化してから売却・譲渡することが大切です。

5.不用品・産業廃棄物の回収業者へ依頼する

Wi-Fiルーターだけでなく、パソコンやサーバー、HUB、OA機器などをまとめて処分したい場合は、回収業者へ依頼する方法があります。
特に、オフィス移転やネットワーク機器の入れ替えなどによって大量の機器を処分する場合、一つひとつ別の方法で処分するのは手間がかかります。
回収業者へ依頼すれば、

  • Wi-Fiルーター
  • パソコン
  • サーバー
  • スイッチングHUB
  • モニター
  • プリンター
  • その他のOA機器

などをまとめて回収してもらえる場合があり、担当者の負担を抑えやすい点がメリットです。

ただし、「不用品回収業者ならどこへ依頼してもよい」というわけではありません。

家庭から廃棄物として不用品の回収を依頼する場合は、市区町村の一般廃棄物処理業の許可を受けている業者や、市区町村から回収を委託されている業者など、適切に回収できる事業者かを確認する必要があります。環境省も、一般廃棄物処理業の許可を持たない業者による家庭の廃家電・粗大ごみなどの回収について注意を呼びかけています。

一方、会社や店舗などの事業活動から排出されたWi-FiルーターやOA機器を廃棄する場合は、家庭ごみとは処理方法が異なります。廃棄する機器の材質や種類に応じて、産業廃棄物として適切に処理する必要があります。

法人で回収業者を選ぶ際は、

  • 処分する機器に対応しているか
  • 必要な許可を取得しているか
  • 収集運搬から処分まで適切に管理されているか
  • データを含む機器の取り扱いに対応しているか
  • 処分証明書などを発行できるか

などを確認しておくと安心です。

Wi-Fiルーターが1台だけであれば自治体の回収などで対応しやすいですが、オフィス移転や設備の入れ替えで複数のIT機器・OA機器をまとめて処分する場合は、専門の回収業者へ依頼することで処分にかかる手間を減らせます。

Wi-Fiルーター処分はMRサービスへご相談ください

Wi-Fiルーターの処分方法は、自治体のごみ収集や小型家電リサイクル、販売店・メーカーの回収、売却、回収業者への依頼などさまざまです。処分する際は、レンタル品ではないかを確認したうえで、初期化やSIMカード、バッテリーの確認を行い、適切な方法を選びましょう。

会社や店舗、学校などで使用していたWi-Fiルーターを処分する場合は、家庭ごみとは取り扱いが異なります。特に、オフィス移転やネットワーク機器の入れ替えなどで、Wi-Fiルーターだけでなくパソコンやサーバー、OA機器などをまとめて処分したい場合は、専門業者へ依頼するとスムーズです。

MRサービスでは、オフィスや学校、店舗などから排出される不用品の回収に対応しています。Wi-Fiルーターをはじめ、パソコンやOA機器などの出張回収にも対応しており、条件によっては無料で引き取ることも可能です。

MRサービスをご利用いただく主なメリットは、以下のとおりです。

  • 複数の機器をまとめて回収可能
  • 機器に残った個人情報の削除にも対応
  • 出張回収のため、運搬や処分の手間を軽減
  • オフィスや店舗などの大量処分にも対応

Wi-Fiルーターやパソコン、OA機器の処分でお困りの場合は、MRサービスまでお気軽にご相談ください。

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この記事の筆者

MRサービス

MRサービスは、大阪を中心に近畿エリアでパソコン回収やオフィス不用品回収を行う専門業者です。創業20年、累計10万件のパソコン回収実績と累計3万社以上の法人取引実績を有しています。法令を遵守した適正処理やデータ消去を徹底し、安心してご利用いただけるサービスを提供しています。

【許認可】
産業廃棄物収集運搬業許可:第02700165916号
古物商許可:大阪府公安委員会 第622222205131号

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