2024年11月14日
法人から排出されたパソコンのモニターを廃棄する際の注意点と処分方法
パソコンを使用する際には液晶モニタが必要不可欠ですよね
そんな液晶モニタですが万能ではありません。
経年劣化や何らかのトラブルで映らなくなった
画面割れや液晶漏れが起きる場合もあります。
そうなってしまったら使い物にならなくなってしまい、
ほとんどの人は買い替えを検討するでしょう。
新しいものを買ったは良いが壊れたモニタは処分しないといけませんが
みなさんは液晶モニタの処分方法について詳しくご存じでしょうか?
今回の投稿ではそんな疑問にお答えしていこうと思います。
こんな方にお勧め‼
・液晶モニタを処分したい
・液晶モニタの廃棄の分類について知りたい
・法人(会社)のモニタの処分方法について知りたい
液晶モニターは産業廃棄物に分類される?
液晶モニタは主に一般廃棄物もしくは産業廃棄物として分類されます。
その分類の仕方には一定のルールが存在するようです。
まず、一般家庭から出る液晶モニタは「一般廃棄物」として分類され、粗大ごみとして処分されます。
反対に企業や会社から出る液晶モニタは「産業廃棄物」として分類されます。
一般家庭であれば粗大ごみ処理券を購入すれば処分は簡単そうですね
では産業廃棄物となった法人の液晶モニタはどうすればよいのでしょうか
法人の方がパソコンのモニターを廃棄する際の注意点
法人の場合産業廃棄物としての処分方法が求められるため、ビルのゴミ庫に捨てたりはできません。
産業廃棄物収集運搬業者や産業廃棄物処理業者に処分を依頼しなければいけません(不法投棄の禁止)
液晶モニターの画面割れに注意する
液晶モニタは画面が割れやすい為とても危険です。
画面が割れた場合は液晶モニタとして回収ができず値段が高額になったり、
破片が飛び散ってけがをする恐れがあるため取り扱いには注意が必要です。
液晶とブラウン管で処分方法が異なる場合がある
昔からあるブラウン管と現在の主流である液晶モニタでは回収業者でも取り扱い分類が異なるため処分方法が異なることがあります。
液晶モニタはリサイクルによる回収が可能であるがブラウン管は産業廃棄物として回収をすることが多いようです。
液晶一体型の場合データ削除が必要
液晶一体型であれば通常の液晶モニタと大きく異なる部分があります。
液晶一体型は液晶であって液晶でないのです。
基本的にはパソコンと思っていただいても構いません。
つまりどういうことかというと
内部に今まで使用していたデータが残ったままになっていることがほとんどということです。
液晶モニタ自体にはデータ保有能力はありませんが液晶一体型パソコンとなると話は別です。
パソコンは基本的に液晶モニタを経由して映像を映していますが液晶一体型パソコン文字通り一体型になっているので
モニタとパソコンを分けて準備する必要がなくなります。
つまり液晶モニタと同じように処分してしまうとデータ流出する危険があります。
そのため、液晶一体型パソコンについてはデータの消去に十分注意する必要があります。
【法人】パソコンのモニター処分方法
法人の方のパソコンモニタの処分は大きく分けて3つほどあります。
・産業廃棄物処理の専門業者に依頼
・メーカーに回収を依頼する方法
・パソコンのリサイクル業者へ依頼
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう
産業廃棄物処理の専門業者に依頼
法人が液晶モニタを廃棄する場合、一般的には産業廃棄物処理業者に依頼します。
事業所から排出される液晶モニタは「産業廃棄物」として扱われるため、自治体で認可された処理業者と契約することが必要です。
その際は、適切な許可を持っているか確認しましょう(産業廃棄物収集運搬業許可、産業廃棄物処分業許可)
製造元のメーカーに依頼
液晶モニタを購入した際の納品書が残っている場合やメーカーが回収を行っている場合は
メーカーに回収依頼をするのもよいでしょう。
新しいモニタを購入した際に下取りや引取といった形で古い液晶モニタを引き取ってくれることがあります。
購入時に担当の方に聞いてみるのも一つの方法です。
パソコンのリサイクル業者への依頼
パソコンを処分する際にゴミとして処分をするのではなく「資源」として回収を依頼する方法があります。
資源として回収されたモニタはプラスチックや液晶部分などに分類され新しい資源へと生まれ変わります。
リサイクルの際は下取りもしくは無償引取などを行っている業者もあるようですので地球にも経営にもうれしい点が多そうです。
注意点:内部にデータが残るような液晶の場合は個人情報やデータの流出に注意が必要です。
この記事の筆者
MRサービス
大阪のパソコン回収MRサービスは責任をもって産業廃棄物を処理します。
価格にこだわっていますので高額になりがちな処理費もご安心ください。